10.ペット保険
ペット保険とは、大切なペットが病気やケガで診療や手術を受けた場合に、かかった費用を一定の範囲内で補償する保険です。
ペット保険についての考え方
犬や猫と生活していく上では、将来病気になったりケガをしたりするリスクに備える必要があります。
飼い主さんの中には「愛犬・愛猫貯金」をしている方もいますので、必ずしもペット保険である必要はありません。しかし、万が一の場合には治療や入院などで、思いのほか大きな費用がかかるものです。
こうしたことを考えると、無理なく加入できて、しっかりとした補償が受けられるペット保険は有力な選択肢になるとも考えています。
そうであれば、ペット保険のことを良く知っておきたい、里親さんのニーズに応えたい。そんな思いから、ライフボートは2016年にペット保険(アイペット損保)の代理店になりました。
愛犬・愛猫の「もしも」に備えて、ぜひペット保険への加入もご検討ください。
もし、「病気・ケガ」をしてしまったら…
いつも健康とは限りません
健康な犬もいつどのような病気になるか分かりません。また、高齢期を迎えた犬は人間同様、病気のリスクが高くなり、治療が必要になるケースも多々あります。
介抱・介護が必要になった際、お仕事をされている方であれば、時間的余裕がなく手に負えなくなってしまうことも考えられます。いざという時、どうするかを予め考えておかなければなりません。
予定外の出費も十分に考えられます
犬が病気になり、治療が必要になった際には、時間だけでなくお金も必要になります。急病で十万単位の手術費用がかかることも珍しくありません。また、慢性疾患の場合は、長期的に検査費や治療費が必要になるでしょう。
ペット保険等に入っていない限り、ペットの診療費は健康保険がないため、人間が病気になった場合よりも高額になる事を覚悟しておかなければなりません。経済的にある程度の余裕が無ければ必要な治療を受けさせてあげる事も困難になってしまいます。
診療明細例 | |
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診療項目 | 金額 |
診察 | \1,100 |
入院(4日) | \9,600 |
検査 | \20,500 |
麻酔 | \32,400 |
手術 | \237,600 |
処置 | \3,200 |
注射 | \4,300 |
合計 | \308,700 |
※上記は診療明細の例であり、平均・水準を示すものではありません。
※各診療項目の金額は動物病院によって異なります。
自分だけの資金で備える必要はありません
「治療費にこだわらず、最良の治療を選びたい」そんな飼い主さんの想いを、ペット保険は経済面でサポートします。
保険はペット保険に限らず、みんなで保険料を出しあい、誰かが大きな事故にあった場合や病気を患った場合に、みんなでその治療費を負担する「相互扶助の精神」をもとに設計されています。
“うちの子”にピッタリの保険を見つけるポイント
こんなことを感じたことはありませんか?
- 保険料以外で何を比べればよいのかがわからない
- どんな時に保険金が払われるのかわからない
- 色んな会社・商品があって違いがよくわからない
近頃は「ペット保険に入っている」という方の声を頻繁に聞くようになりました。皆さんもペット保険の存在自体はご存知の方が多いのではないでしょうか?
ただ、いざ商品の内容となると、違いや比べ方に困るという方も多いようです。そんな方達のためにライフボートがペット保険の選び方をご説明します。
理解しておきたい「保険の3条件」
- 補償範囲
商品により保険金が給付される診療対象が変わってきます。特に歯科治療、膝蓋骨脱臼( パテラ)、先天性疾患などは補償対象となるか、更新時に補償範囲が狭まることはないか、などは会社によってばらつきのある大切な点です。 - 保険料
保険商品を選ぶ際には、保険料がいくらかが気になると思います。しかし、それぞれの商品で補償範囲や条件が異なりますので、金額だけに目を奪われると、肝心な時に保険金が受け取れなかったということにもなりかねません。必要な補償とそれに見合った保険料であるかをしっかりチェックすることをオススメします。 - 利便性
補償範囲と保険料以外に比べる点があるとすれば、利便性です。特に病院窓口で精算が出来る「対応動物病院制度」は保険金請求の手間を考えると重要になってきます。
この制度があれば、保険金を差し引いた額だけ病院窓口で支払えば良いので、請求の手間を省くことができます。その他、インターネットで各種手続きができるか、契約者優待サービスの有無等も見るべきポイントだと思います。
迎え入れた子でもペット保険に入れます
譲渡犬は、ペット保険にはいることができないと思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、保険加入時に既往症等を告知していただければ大丈夫。
(告知の内容により、お引受けできない場合や特定の病気や体の部位について補償の対象外となるケースがございます)
また、譲り受けられた際に年齢がはっきりとわからない場合は、獣医師が判断した推定年齢で加入することができます。