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早期不妊手術の安全性

手術の安全性や副作用がないことは、既に早期不妊手術先進国アメリカでは長期追跡調査により実証されています。昨年度当病院では1200頭の子犬子猫に施術をしましたが手術の事故はなく、子犬子猫たち達は術後20分もすれば元気に走り回りエサを食べ始める程回復が早いです。

通常生後4,5ヶ月以降でないと手術は安全ではないと言われることがありますが、これは何故なのでしょうか?

それは昔から酪農動物に対する不妊手術の施術が性的成熟前という時期が一般的だったことから、伴侶動物に対しても適用されたと考えられており、医学的な理由というよりは、慣例的な理由によるものと言えるでしょう。
また推奨されていない実際の理由は、多くの獣医師が幼齢の生体に不慣れであり、ある程度成長した生体の方が施術しやすいこと、また麻酔のモニタリングに関する懸念からだと思われます。

臨床統計では、副作用、長期的合併症、死亡率に関して全く影響が無いこと、また従来の不妊手術より施術時間も短く死亡率も低いことが証明されアメリカのアニマルシェルターではこの手術は常識となっています。
特に早期手術の副作用としてよく懸念されているのが、発育不全、肥満、尿路疾患等ですが、長期の追跡調査ではいずれも異常なしという結果が報告されています。

安全性と長期的予後の追跡調査については、下記の資料をご参照ください。

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