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理事長交代のお知らせ(新理事長あいさつ)

この1月に私ども、NPO法人犬と猫のためのライフボートの理事長を交代しましたのでお知らせいたします。

新理事長あいさつ

この度、当団体の理事長を拝命しました稲葉友治と申します。就任にあたってご挨拶と、別に来期事業概要を掲載しましたので併せて所信表明とさせていただきます。

犬や猫の殺処分なんてなくなって欲しい、路頭に迷う動物がいれば助けてあげたい。多くの人が自然に感じることだと思います。しかし実際に行おうとすれば簡単なことではありません。実効性のある具体的な方策が必要だからです。

吉田前理事長は、そんな犬猫たちの置かれた状況を単に嘆き、批判するのではなく、「一頭でも多くの命を救いたい」という強い思いと、「こうすれば救うことができる」という具体的な行動をもってライフボートを築き上げてきました。

まだ誰も答えを知らない問題に対して具体的な方法論を模索し続け、現在に至るまで県境を越えた9行政との連携を実現し、また幼齢不妊手術の導入、犬猫の譲渡を有償化するシステムの構築、さらにはボランティアだけに頼らず有償職員というプロを中心としたこと、日本一の譲渡実績を残して来ました。
昨年、猫の高い死亡率にあえぐ私たちに、現場を退いていた行きがかりを捨てて医療方針の転換を打ち出し、死亡率を劇的に低下させてくれたのも前理事長でした。

私自身は、前理事長の現場引退後、一年間代行を務めながらライフボートの根幹である飼育・譲渡共に思うような結果が出せませんでした。もう一度ライフボートの理念を再確認し、正に前理事長がそうしてきたように、常に次のステップへ向けてチャレンジすることで、理事長としての責任を果たしたいと考えています。

この活動に関わりはじめて4年余りの若輩者ではございますが、今後とも前理事長同様、ご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

平成23年2月吉日
NPO法人犬と猫のためのライフボート
理事長 稲葉友治

理事長プロフィール

稲葉友治 - 昭和51年、千葉県生まれ。いて座のB型。

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作成:2011年2月9日