トライアル飼育からの譲渡のお知らせ
少年犬・成犬の譲渡促進のため昨年末から開始したトライアル飼育ですが、これまで半年で3頭の犬がトライアル飼育を経ての正式譲渡に至りました。
里親様からその後のお話をうかがって思うのは、やはりどの子にも家族が必要だということです。もちろんシェルターにいてもスタッフやボランティアさんと一緒に過ごすことが出来ますが、家族の一員として迎え入れていただくことに勝るものではありません。
ライフボートは今後も一頭でも多くの子が新しい家族に出会えるよう活動して参りますので、皆様に引き続きのご支援をお願いすると共に、ここにご報告とお礼をさせていただきます。
T219
2009年2月15日トライアル開始~3月23日譲渡決定
T219は慣れた人には甘えん坊な反面、初めての人を怖がるところがあり、これまで2回譲渡されましたが、どうしても新しい環境に慣れず戻って来てしまった経緯のある子でした。
「今度こそ」というスタッフの思いもあり、里親さんの元での様子を伺いながら少しずつ慣れていただき、無事譲渡に至りました。現在は神奈川県の里親さんご夫婦と先住の犬と一緒に暮らしています。
TD2
TD2も一度は譲渡されましたが、里親さんの先住犬との相性が悪く戻って来てしまった経緯のある子でした。
やや興奮しやすいところがあり、スタッフはとても心配していましたが、里親さんの元では2日でトイレをマスターしてしまったそうで、すっかり家族の一員になってしまったようです。現在は都内の里親さんご夫婦とともに生活しています。
FD41
2009年5月2日トライアル開始~5月22日譲渡決定
FD41は人間が大好きで散歩も上手なのですが、初めて会う方の前では固まってしまうこともあり、なかなか良い縁に恵まれない子でした。
里親さんは新潟県にお住まいのご家族で、わざわざ千葉県まで足を運んでくださいました。トライアル開始当初は、やはり怖がっていたようですが、徐々に生活にも慣れ、正式に家族の一員として迎え入れていただくこととなりました。