オートデスク株式会社様にプロボノでご支援いただきました
3D設計ソフトウェア『AutoCAD』で知られるオートデスク株式会社の皆様に、3Dモデリング作成でご支援をいただきました。
当団体では動物舎やフェンス等の設計時に3Dモデリングを活用しております。設備を設計する上ではスタッフの動線やドアやコンセントの配置など、検討しなければいけないことが沢山ありますが、事前に3Dモデルとしてビジュアル化して、現場スタッフや決済者間で共有することで検討がとてもスムーズになるからです。
しかし最近になってこれまで使用していた3Dソフトウェアを無料で使うことが難しくなり、使い勝手も変わってしまったため代わりの方法を探していました。
そんな折にご支援のお申し出をくださったのがオートデスク株式会社 インパクトチームでした。
まずは同社が実施する寄付制度「オートデスク基金」の寄付先への登録にお誘いいただきました。基金には社員が登録済団体に寄付をすると同額が会社からも寄付される仕組みがあります。
外資系企業様ということもあり登録申請は全て英語でしたが、翻訳やコンタクトのお手伝いもいただき無事登録を済ませることができました。日本国内の動物保護団体としては初の登録だそうです。
そして更に様々な形のご支援をご検討いただく中で、今回の3Dモデリングのご協力をいただけることになりました。
ボランティア活動の支援制度もある同社。社員から協力者を募っていただき、団体で使っている犬舎の3Dモデリング化をしていただくことになりました。使用ソフトウェアは同社が個人向けには無料※で提供するFusion 360です。
※当団体では「テックスープ・ジャパン」ソフトウェア寄贈プログラムを利用させていただき有償版を使用しています。
【今回3Dモデル化した犬舎】
現在、犬舎全体の改修を進めているため今後の設計に活かせるように既存の犬舎を3Dモデル化していただきました。今後はこのモデルを編集して再設計したものを実際に作って活用する予定です。またFusion 360の使い方もレクチャーしていただきました。
【Fusion 360のご紹介】
Fusion 360は個人・非商用なら無料で利用できる3D設計ソフトです。
当団体でも練習がてら先日動画でもご紹介したウッドデッキの設計に使ってみました。初めてということでシンプルなものではありますが完成イメージや寸法を決めるのに役立ちました。
簡単な物から作れる「初心者向け動画レッスン」や困ったときに日本語で質問・情報収集できる「コミュニティ」もありますので、DIY好きな方はぜひチャレンジしてみてください。
最後になりましたがオートデスク株式会社の皆様に心よりお礼申し上げます。