スタッフの仕事と一日
ライフボートのスタッフの仕事は多岐にわたります。犬猫のお世話はもちろん、里親さんへの接客や飼育相談、行政機関との連絡、関連する事務処理など、対人業務・デスクワークも施設の運営には欠かせません。全てご紹介することはできませんが、ここではスタッフ主な仕事と一日の流れをご紹介します。
主な仕事
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掃除
動物のお世話の基本は掃除です。清潔に保つことで集団飼育下での病気のまん延を防ぎます。
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エサやり・水やり
元気に育つように個体ごとにフードの種類や量を調整する場合もあります。
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洗濯
動物たちの小屋の敷物が大量にあり、毎日洗濯機がフル稼働しています。
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洗い物
食器もたくさんあります。口に入るものなので必要に応じて消毒を行います。
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体重測定
子犬子猫にとって体重は大切な健康のバロメーターです。毎日必ず体重測定を行います。
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健康チェック
健康状態の不安定な子供の時期。一番最初に異常に気付いてあげられるのは毎日お世話をしているスタッフです。
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投薬
投薬が必要な子も多くいます。美味しくはなさそうですが、しっかり飲ませてあげる必要があります。
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里親対応
里親さんにお任せすることで次の子を助けているライフボート。里親対応は最も大切な仕事の一つです。
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ご縁があった子たちの写真
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保健所からの受入
動物たちの状態、施設のキャパシティなどを総合的に判断した上で、できる限り多くの子を連れてきます。
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往復12時間以上の長距離運転をして遠方の保健所から保護することもあります。
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事務処理・メール対応など
里親面会の受付、譲渡後の飼育相談、電話対応、文書作成なども活動を支える大切な仕事です。
一日の流れ
「できることは全てやる」のがライフボートのスタッフですが、当然、新米とベテランでは仕事内容が変わってきます。ここでは3人のスタッフのある日の時間割イメージをご紹介します。
入社3か月目のAさんの繁忙期のある日
8:00~12:00 | 掃除・洗濯・洗い物・エサやり・水やり |
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12:00~13:00 | お昼休み |
13:00~15:00 | 掃除・洗濯・ゴミ出し(車の運転) |
16:00~20:00 | エサやり・水やり・掃除・洗い物 |
とても地味なお仕事ばかりですが、どれも大切なものです。また一見地味に見える仕事でも、どうすればもっと速くできるか、より良い方法は無いのか?考えて実行することが大切です。同じ新人スタッフでもこうした部分で次のステップに進めるかどうかの差がついてきます。
入社6年目のMさんの日曜日
8:00~12:40 | 掃除・エサやり・水やり・子犬の健康管理 |
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12:40~13:00 | 束の間の休息 |
13:00~16:30 | 里親さんの対応 |
16:30~20:00 | エサやり・水やり・掃除・子犬の健康管理 |
20:00~21:00 | 飼育相談のメール対応・書類の整理etc |
週末はたくさんの里親様が面会にいらっしゃるため普段にも増して忙しくなります。6年目にもなると難易度の高い子犬・子猫の健康管理も担当していて息つく間もない一日です。
入社10年目のSさんが保健所に行く日
9:00~11:00 | 社用車を運転して国道~高速道路を経て保健所に |
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11:00~12:00 | 犬猫の健康状態などを確認して受け入れる子を選別・保健所職員とのやり取りや情報交換 |
12:00~14:00 | 同じ道のりを帰社・受入担当スタッフに動物の情報を伝達 |
14:00~15:00 | 遅いお昼休み |
15:00~16:00 | 受入情報のPC入力・書類作成 |
16:00~17:00 | 医薬品の在庫管理&発注・ウェブサイトの更新・電話対応など |
17:00~20:00 | 里親さんへのメール返信・面会の受付・事務処理など |
受入は総合的な判断が必要なため主にベテランスタッフが担当します。保健所にいる子を全て連れ帰ることはできないため、助けたい気持ちと冷静な判断力が必要な仕事です。直接動物に触れなくても団体運営に欠かせない仕事も増えてきます。