6.離乳について
子猫の歯がおおむね生え揃う頃が離乳のタイミングです。ミルクを飲ませる前に指先ですくった離乳食を口内の上顎に塗りつけるようにして、匂いと味を覚えさせます。
だいたいの子が2~3日もすれば諦めたように自分から離乳食を食べるようになりますが、時には何が何でもミルクが良いと言い張る頑固者もいますので、焦らず、根気強く離乳食を食べる練習をさせてあげてください。
離乳の時のQ&A
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口に入れても吐き出してしまうのはどうして?
まだまだミルクが飲みたいお年頃なのかもしれませんが、用意した離乳食が好みの味ではないだけという可能性もあります。なかなか食べてくれない時には少し離乳食のバリエーションを変えてみてください。例
- 魚系のウェットを食べない時は肉系のウェットに
- ウェットを好まない時はドライフードをふやかしたものに
- ふやかしたドライフードにミルクを混ぜてみる
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お皿から上手に食べられない時はどうしたらいい?
だいぶ成長してきているとはいえ、まだまだ足取りの覚束ない子猫ですから、四つ足で立ちながら何かをすることに慣れていません。お皿に口を付けようとすると顔面ダイブしてしまったり、何故か尻餅をついてしまったり…自分の身体を支えるのが上手になるまでは軽く手を添えてバランスを崩さないように手伝ってあげてください。 -
離乳食だけ食べさせていれば栄養的に問題ない?
子猫用の総合栄養食であれば栄養面は心配いりません。ただ、水分不足になることはありますので、お水を置いてあげるか、水分補給のためにミルクを少し飲ませてあげると良いと思います。